【0円舞台プロジェクト】「埋葬は三日月の朝をくちずさむ」配信
2022/07/04
NEWS
株式会社あるひの提唱する【0円舞台プロジェクト】に賛同し、同プロジェクトの第0弾公演「埋葬は三日月の朝をくちずさむ」を2022年7月4日(月)午後5時より配信いたします。
配信概要
■収録時間:約2時間15分
■配信期間:2022年7月4日(木)17:00~9月30日(金)
■レンタル金額:800円(税込)
※視聴期間:初回視聴から7日間
【公演概要】
■あらすじ
その世界には、「ライオン」と呼ばれる者たちがいた。ライオンたちはスゼジュたちの肉を食らいながら、生活をする。ライオンの王族が死ぬと、その肉体は埋葬されずに剥製にされ飾られる。
父であるケブジュ王が死に、王子ビツリスはしきたり通りに父の肉体を剥製にする準備をしていた。だがしかし、それは女王である母によって阻止された。女王は父王の亡骸を食べてしまい、そして、その罪を問われてビツリスの姉によって牢獄に入れられることとなった。
王子は混乱し、そして母の行動の理由を探るため、決して肉を食らわぬ者たちスゼジュたちの世界に旅立つことになる。彼らの世界はビツリスには心地よかった。なぜなら王子には秘密があった。ライオンの肉体を持ちながら、彼は肉を喰うことができないことに悩み続けて生きてきたのだ。
スゼジュたちは食品加工場に連れて行かれる時までの限られた時間の中を精一杯に生きていた。すべての「亡骸」が遠くライオンたちの世界で食べられてしまう彼らの死に対する考え方は王子にとって新鮮で、驚きに満ちたものだった。
彼らも大切な者のための墓は創る。弔いびとは、王子を舟にのせて墓場島に案内した。だが、彼らがそこに埋葬するのは死者の肉体ではなく、歌声だった。生前に歌声を壺の中に収め、その壺を埋葬するのだ。
■脚本・演出: 末原拓馬
■出演:橋本真一、石渡真修、藤田怜、松岡ななせ、岩佐祐樹、末原拓馬、さひがしジュンペイ、葛たか喜代、Leina Karen
【0円舞台プロジェクト】とは
舞台としてのクオリティはそのままに、舞台、演劇の素晴らしさを知ってもらうため、チケット代0円での公演を企画実施し、舞台を今よりも身近な存在にしていくことを目指すというものです。
その目標を実現するため「舞台を愛する方達と、舞台の良さを広めたい。一緒により良い舞台を作りたい。」という思いを込めて「演劇オンラインコミュニティサロン【Hajimari】」を立ち上げ、作り手とお客さんの垣根を越えてひとつの舞台を一緒に作り上げていく試みを実施しています。
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